『言語研究』第160号(2021年9月刊行予定)では「文法と情報構造」というテーマで特集論文を募集します。原稿締め切りは2020年12月31日です。投稿方法は一般論文と同じですが(詳細は学会ホームページを参照)、投稿・査読システムEditorial Manager上の「セクション/カテゴリー」の項目で、「特集 special feature article」を選択して下さい。
http://www.ls-japan.org/modules/documents/index.php?cat_id=21
バランスのとれた言語研究を行うには,言語の形式と機能について考えることが重要です。この二つの側面は個別に研究されることが多かったのですが,近年の研究では,双方の側面を同時に探ることが多くなってきました。特に,既知情報,新情報,焦点,話題などの情報構造を考慮に入れた文法の研究は,様々な理論的枠組み、様々な言語、様々な研究分野において可能で、これからの言語研究の方向性を考える上での一つの試金石になります。本特集号では,「文法と情報構造」について,理論的研究、記述的研究の別を問わず、様々な分野から、多様なアプローチによるオリジナルな論文が投稿されることを期待します。
日本言語学会編集委員会