『言語研究』第156号(2019年9月刊行予定)では、「言語対照の現在」というテーマで特集論文を募集します。原稿締め切りは2018年12月31日です。投稿方法は一般論文と同じですが(詳細は学会ホームページ参照)、投稿・査読システム Editorial Manager上の「セクション/カテゴリー」の項目で、「特集 special feature article」を選択して下さい。
言語対照は、複数の言語を対照することにより、各言語の特性、および言語の普遍性と多様性の一端を明らかにする研究です。言語対照には、二言語の対照、多言語の対照、方言間の対照、異なる時代の言語の対照など、さまざまな形がありえます。また、対照する言語の数や組み合わせによって、見えてくる事柄も違ってきます。言語対照は言語研究に無限の広がりをもたらすものと言っても過言ではないでしょう。言語対照の観点からの研究であれば、研究領域、トピック、アプローチのしかたは問いません。言語対照の可能性を広げる斬新な論文が投稿されることを期待します。
日本言語学会編集委員会