日本言語学会第167回大会プログラム

日本言語学会第167回大会

期 日:2023年11月11日(土)・12日(日)
会 場:同志社大学 京田辺キャンパス(今出川キャンパスではありません)
※ 大会は現地開催ですが,後日発表動画やポスター資料を期間限定で公開の予定です。

会長:福井 直樹
大会運営委員長:松浦 年男
大会実行委員長:沈 力

大会プログラム(10月22日現在/PDF、1.5MB)
予稿集(10/31現在/ブラウザ版ダウンロード版

・大会(口頭発表,ポスター発表,ワークショップ)参加者は,Peatixのイベントページからチケットの購入(参加申込・参加費支払い)をお済ませください。(特定商取引法に基づく表記はこちら
・公開シンポジウムは登録なしでどなたでもご参加いただけます。

・登録にはPeatixアカウントが必要になります。アカウント作成にはメールアドレスやGoogleアカウントなどが使えます。
・参加登録は10月12日(木)からです。お早めにご登録ください。
・参加費
  一般会員2,000円
  学生会員1,000円
  一般非会員3,000円
  学生非会員2,000円
・大会参加費は会員:不課税・非会員:課税(内税)となっております。
・日本言語学会は適格請求書発行事業者の登録番号がございません。
・参加登録なしでも大会には参加できますが,円滑な運営のためにも登録にご協力ください。

・登録を済ませた方に,大会後1週間程度で配信専用サイトのURLを記したメールを送ります。配信は1週間限定の予定です。

公開特別シンポジウム「「語」とは何か?― その多面性を探る」(11月12日)

Lyons(1968:194)は、「語は形態論と統語論を区別する重要な基礎であり、また辞書の作成においても主要な単位である」と述べ、語の実在の意義を明確に主張している。また、Dixon&Aikhenvald(2002: 6)によると、「語」は形態論と統語論のインターフェイスであり、形態論は語内部の構造を扱い、統語論は語と語の組み合わせ方を扱うとされている。語をどのように認定するかについて、影山(1993:7, 2004:4)は「緊密性(まとまり性)」という一般化を示しながら、音声的・形態的・意味的という多角的考察が必要であることも指摘している。本公開シンポジウムでは、「語」の音韻的緊密性、形態的緊密性、意味的緊密性などの視点および類型論的に異なるタイプの言語の分析を通じて「語」の多面性を探る。また、言語類型論的特徴が「語」の緊密性を決める一因であることを指摘する。

<司会・趣旨説明>
沈力(同志社大学)

<登壇者>
・長屋尚典(東京大学)
  「言語類型論から見た「語」の多面性」
・沈力(同志社大学)
  「単音節言語から見た「語」の多面性」
・由本陽子(大阪大学)
  「語彙意味論から見た「語」の多面性」
・窪薗晴夫(国立国語研究所)
  「プロソディーから見た「語」の多面性」

F.A.Q.
日本言語学会 第167回大会 よくある問い合わせと回答

Q1. 学会に参加したいのですが、参加登録の方法が分かりません。

A1. 学会に参加するには事前登録を推奨しています。事前にPeatixhttps://lsj167.peatix.com)にて事前登録を済ませてください。

Q2. 事前登録をするのを忘れたのですが、当日参加登録することは可能ですか。

A2. 事前登録を推奨していますが、当日大会受付での参加登録も可能です。

Q3. 学会にオンラインで参加することはできますか。

A3.オンラインでリアルタイムの参加はできませんが、口頭発表およびワークショップの録画およびポスター発表のファイルを,大会後の一定期間,参加登録をされた方にのみ公開します。

Q4. 公開シンポジウムのみの参加希望であっても、参加登録は必要ですか。

A4. 参加登録は必要ありません。また大会後に録画をYouTubeにて公開します。

Q5. 公開シンポジウムで参加者が質問することは可能ですか。

A5. 可能です。

Q6. 公開シンポジウムの内容は、予稿集に掲載されますか。

A6. 予稿集には発表要旨のみが掲載されます。

保育室: 以下のPDFファイルをご確認の上、10月11日(水)までに lsj.childcare@gmail.com にお申し込みください。
(PDFファイル)