日本言語学会 大会発表応募要旨作成要項

【発表時間】

  1. 口頭発表の発表時間は、1件につき30分(発表20分、質疑応答10分)とする。
  2. ポスター発表の発表時間は、1〜2時間程度とする。
  3. ワークショップは、1企画につき2時間程度とする。時間内での構成は自由。

【使用言語】

  1. 大会発表の使用言語は日本語または英語とする。発表題目、発表要旨の言語もすべて発表に使用する言語を用いる。
  2. ワークショップにおいては、日本語・英語以外での発表も可とする。その場合、企画者の責任で日本語または英語の通訳を付ける。通訳の言語が日本語の場合は日本語発表、通訳の言語が英語の場合は英語発表として扱う。

【使用機器】

  1. 発表のための機器や機材のうち、会場備付の設備およびポスター発表のパネル以外のものは発表者が持参する(会場の都合により機器が使用できない場合もある)。

【応募件数】

  1. 同一の応募者が同一の大会で筆頭発表者として応募できる件数の上限は、口頭発表・ポスター発表のいずれか1件とワークショップにおける発表1件の合計2件とする。
  2. 同一の応募者が同一の大会で類似の内容の発表を重複して応募した場合は、その応募者のすべての応募を無効とする。

【応募手続き】

  1. 大会発表の応募は、口頭発表・ポスター発表の場合は筆頭発表者、ワークショップの場合は企画者が行う。採択通知等の学会からの事務連絡も、口頭発表・ポスター発表の場合は筆頭発表者、ワークショップの場合はワークショップ企画者に対して行う。
  2. 応募締め切りは、春季大会は3月20日、秋季大会は8月20日(いずれも必着)とする。

【発表要旨の作成および応募方法】

※ 採択された場合、応募時の発表要旨がそのまま『大会要旨集』に掲載されます。 字句の修正・差し替え等の変更は認められません。

発表要旨の作成 (以下の規定を順守していない要旨は審査の対象としない。)

  1. すべての応募要旨は以下の形式に従うこと。 
    1. A4 判で作成し上下 25mm、左右 20mm の余白を取る。 口頭発表およびポスター発表に応募する要旨は1ページ(一段組)、ワークショップに応募する要旨は2ページ(一段組)を上限とする。表・図・例文が必要な場合も規定の枚数に含めるが、口頭発表およびポスター発表に応募する場合の参照文献のみ、別途2ページ目に記してもよい。
    2. 10 ポイント以上のフォントを用い、特殊な文字や略語の使用は可能な限り避ける。適切な行間を取り、読みやすくまとめる。
    3. 注釈はつけない。題目にも注釈はつけないこと。
    4. ヘッダー、フッターは用いない。
    5. ページ番号を入れない。自動でページ番号が入っていないか、提出前に確認すること。
  2. 口頭発表およびポスター発表の発表要旨は、以下の内容を規定の形式に従って書くこと。
    1. 題目(簡潔かつ内容を明解に反映するもの)
      題目は最初の行に11 ポイント太字を使用して中央に置く。左端を11ポイントで5文字分以上空けること(大会要旨集に掲載される場合、空けたスペースに発表番号が入る)。題目が長い場合は二行にわたってもよい。題目全体を斜体にしたり、アンダーライン等を用いたりしない。また、「題目」などの表示は入れない。
    2. 発表者名(所属とメールアドレスは任意)
      次の行に発表者名を中央に置く。所属とメールアドレスは任意とする。審査の際はこの部分が黒塗りされて匿名化される。
    3. キーワード(以下の項目について各1つ以上)
      左寄せとして、一行空けて左端から書き始める。
      1. 対象言語名(必要に応じて語族あるいは地域名も)
      2. 分野・方法(例:形式意味論、実験音声学、比較言語学)
      3. その他(発表内容を端的に表すもの)
    4. 要旨本文(問題の所在、議論の流れ、結論、本質的に重要なデータ、セールスポイントを簡潔に記述する。)
      一行空けて要旨本文を書く。要旨本文は左寄せとして、左端から書き始める。また、「要旨」などの表示は入れない。
    5. 参照文献(議論に不可欠な文献は、必ず要旨本文で言及し記すこと。)
      要旨本文とともに参照文献を 1 ページ目に書く場合は、要旨本文と参照文献の間を 1 行あける。 参照文献を2ページ目から始める場合は空白行は必要ない。
  3. ワークショップの発表要旨は、以下の内容を規定の形式に従って書くこと。
    1. ワークショップ題目
      題目は最初の行に11 ポイント太字を使用して中央に置く。左端を11ポイントで5文字分以上空けること(大会要旨集に掲載される場合、空けたスペースに発表番号が入る)。題目が長い場合は二行にわたってもよい。題目全体を斜体にしたり、アンダーライン等を用いたりしない。また、「題目」などの表示は入れない。
    2. 企画者・司会者・発表者の氏名(所属とメールアドレスは任意)
      題目の次の行に発表者名を中央に置く。所属とメールアドレスは任意とする。審査の際はこの部分が黒塗りされて匿名化されるため、以下の本文(趣旨・構成)においては、氏名が識別されないよう、[発表1], [発表2]等の記号で適切に対応づけること。
    3. ワークショップの趣旨
      次に一行空けてワークショップの趣旨を書く。本文は左寄せとして、左端から書き始める。
    4. ワークショップの構成
      次に構成を書く。本文は左寄せとして、左端から書き始める。
    5. 各発表の題目と要旨
      次に各発表の題目と要旨を書く。日本語での発表は日本語で、英語での発表は英語で書く。日本語での発表については、英語の題目も併記する。また、審査の匿名性を保つため、この項目には発表者名を記載せず、[発表1], [発表2]等の記号で適切に対応づけること。

応募要旨テンプレート

  1. 上記の規定に沿ったテンプレート(Word形式)を以下に提供する。必要に応じて活用されたい。なお、このファイルの使用は必須ではなく、規定を満たしていれば審査の対象とする。

    研究発表(日本語)研究発表(英語)
    ワークショップ(日本語)ワークショップ(英語)

応募方法

  1. 応募は、学会ホームページから行う。
  2. 大会発表申込ページの所定の欄に必要事項を記入した上で、発表要旨をPDFファイルに変換して送付する。応募方法の詳細は大会発表申込ページを参照のこと。

【採択決定後の通知等】

  1. 採択通知の際には、採択番号が振られた「採択決定済み発表題目リスト」および発表に際しての注意事項を通知する。発表日時と会場の詳細については、後日公開される大会プログラムを参照されたい。
  2. 採択決定後の使用言語、発表題目、発表者、発表要旨、使用機器、ワークショップ構成の変更は認められない。
  3. 発表要旨と大幅に異なる内容をポスターおよびプロジェクタ等で提示することは認めない。
  4. 大会要旨集に掲載される要旨の著作権は発表者に帰属するが、学術研究の発展のために自由な情報の流通を促進するという観点から Creative Commons Attribution 4.0 International License で公開することに同意すること。

(2007年11月24日 改訂)
(2010年06月19日 改訂)
(2015年06月20日 改訂)
(2016年12月03日 改訂)
(2017年07月03日 改訂)
(2018年11月17日 改訂)
(2023年11月11日 改訂)
(2024年06月29日 改訂)
(2024年11月09日 改訂)
(2025年06月28日 改訂)