磯野 真之介 氏 (共同発表者:梶川 康平氏、⼤関 洋平氏)
「日本語大規模読み時間コーパスにおける記憶の負荷の CCG によるモデリング」
本発表は、組合せ範疇文法(CCG)が局所性効果を予測しうるという発表者自身が提唱する モデル(Category Locality Theory; CLT)について、日本語大規模データセットBCCWJ-SPR2 を用いて検証したものである。概ね肯定的な結果が得られ、文処理研究全般に大きな影響を 与える優れた研究であった。プレゼンテーションは明瞭であり、質疑応答も適切であった。
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